2018/05/25

しおがま文化大使・鶴田美奈子さんからエッセイが届きました!


*** 開国開運レシピ その参 横浜(横須賀)編***
みなさんお元気でしたか?
開国当時に日本に伝わったレシピ、今回は横浜、厳密に言うと横須賀のカレーです。
日本のカレーライスのルーツは明治時代の旧日本海軍にあり、その海軍とともに歩んできた横須賀から全国に広まりました。今や日本人の国民食としてすっかり定着していますね。

伝わった当時の『海軍割烹術参考書』なるものによるオリジナルカレーレシピは以下の通りです。

初メ米ヲ洗ヒ置キ牛肉(鶏肉)玉葱、人参、馬鈴薯ヲ四角ニ恰モ賽ノ目ノ如ク細ク切リ別ニ「フライパン」ニ「ヘッド」ヲ布キ麥粉ヲ入レ狐色位ニ煎リ「カレイ粉」ヲ入レ「スープ」ニテ薄トロノ如ク溶シ之レニ前ニ切リ置キシ肉野菜ヲ少シク煎リテ入レ(馬鈴薯ハ人参玉葱ノ殆ンド煮エタルヲ入ル可シ)弱火ニ掛け煮込ミ置キ先ノ米ヲ「スープ」ニテ炊キ之ヲ皿ニ盛リ前ノ煮込ミシモノニ塩ニテ味ヲ付ケ飯ニ掛ケテ供卓ス此時漬物類即チ「チャツネ」ヲ付ケテ出スモノトス

— 海軍割烹術参考書 190891

なんだかわかりづらいですよね。現代日本語に訳すとこうなります。

材料
牛肉または鶏肉、人参、玉葱、馬鈴薯、塩、カレー粉、小麦粉、牛脂、米、スープ 添え物として漬物(チャツネなど)

作り方
1.   
まず米を研いでおく。
2.   
肉、玉葱、人参、馬鈴薯を賽の目に切る。
3.   
油を敷いたフライパンで小麦粉を煎り、きつね色になったらカレー粉を加え、

  スープで薄めのとろろ汁の濃さに延ばす。
4.    2
の肉野菜を炒め、3に入れて火に掛けて弱火で煮込む。馬鈴薯は玉葱・人参がほぼ煮えてから入れる。
5.   
先ほどの米をスープで炊く。炊き上がったら皿に盛る。
6.    4
で煮込んだものを塩で調味し、皿に盛ったごはんに掛けて供する
7.   
供する際「チャツネ」などの漬物を添える。


出来上がり!
簡単でしょ!?

エッセイを書いていたら無性にカレーが食べたくなりました。今日の夜ごはんはカレーライスに決まり!
 
 
 
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